本当にあった真夏の出来事
2010.7.23 10:16
おはようございます

いつもの土手でいつものように自己嫌悪と葛藤のなか、道ゆく人の視線をチクチクと感じながら走っていました。

さぁあとジョギングを一往復したら帰るか

インターバル走を終え、つむじから首の後ろあたりにヒンヤリとしたトレーニング後独特の寒気を心地好く感じながら
おもむろに僕は自分のギアを落とし軽めのペースで足をふみだす。

はじめの折り返し地点を過ぎてすぐ、右側の草村で不自然な光景を目にする。


なんの変哲もない草村。
しかしその一カ所だけ、まるで虫の死骸に蟻がたかっているかのような鳥の群れ。

不思議に思った僕は
みんなで仲良くなんか食べてんのかな?
と、警戒心もなく草村に入って行く。
近づくと何か一瞬鼻をつく異臭。気のせいかな?
さらに近づくと、やはり確かに異臭が鼻をつく。
生ゴミのような、
いや
唐揚げ用に買ったが忘れて使わなかった鶏肉が腐った時のような………
腐臭……?

嫌な予感がした。
頭の中でサイレンが鳴り響く。
鳥達はまだ夢中で何かをついばんでいる。

意を決して、腐臭の元を確認しようとまた足を進める。

食事中の鳥達が一斉にその場から飛び立つ。
そして彼らに埋めつくされていたモノが姿をあらわす。


そこには…………!





ふぁくしょん!

じゃなくてフィクションです。