 柊二 |
指揮の話 2009/11/14 9:53
ハロウィンイベントの時に書こうと思って すっかり忘れていたのですが、 学生時代、1度だけ舞台上で指揮をした事があります。
自作曲の発表会で、10人程の室内楽曲だったので、 当初は指揮なしで、というはずでした。 ところが、本番1週間前になって 曲中のあるきっかけの部分には指揮が欲しい、 という話になりました。
そこだけ突然指揮者が出て来て合図!というのは もちろんおかしいので、 それなら最初から指揮者をつけることに。
指揮専攻の人はスケジュールが合わず、 結局自分がやる事になりました。 そこから本番まではひたすら僕の指揮の練習!
そもそも、そのきっかけ以外は指揮なしでも良いので、 僕の仕事は「奏者を混乱させない指揮をする」こと。
この時ばかりは自分の曲を恨みました。 1曲は4/8、5/8、7/8と毎小節拍子が変わり、 もう1曲は、同じテンポで6/8と4/4が 頻繁にチェンジする、というもの。
奏者の方に「そこ指揮が違います」と ありえない駄目出しをされながら、 本番は練習以上の出来で 問題なく終える事が出来ました。
しかし、自分のリズム感の無さを痛感し、 二度と指揮はしない、と決意。
そして指揮の楽しさも実感しました。 うまく行った時は何とも言えない快感。 なかなかできない経験ではありますが、 機会があればみなさんも是非。
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