肉との対話 〜皆様はじめまして〜
2009.9.16 0:18
「待ちたまえ!」

そう叫ぶ僕を嘲笑うかのように

電車は僕を置いて出発しました。

「フッ、照れ屋なんだな…」

おもむろに携帯電話を取り出すと、

ポーカーフェイスで会社に電話しました。

「電車が僕を乗せるのを忘れたので遅れます」

「寝坊したんですね?」

見上げた空の青さと同じくらい

僕の心もブルーでした。


皆様、はじめまして。凌生です。



ご挨拶が遅れちゃいましたね^^;


ここでは、ちょっぴりアホで変態な日記を

書いていこうかなと思っています。


真面目にやれっという声が多い場合には

ちょっとモジモジしつつも

それに従いたいと思います。


絶品の焼鳥屋が新宿にあります。

週末に独りで焼き鳥を食べていると、

店員に「お一人様ですか?」と改めて聞かれました。

現実を忘れ、酒に走る野郎に

そっと現実を思い出させてあげる。

そんな未だかつてないサービスに

静かに震えていると

「店長からです」

と店員が焼き鳥を差し出してきました。

同時に僕の中で「家なき子」のテーマソングが流れはじめました。

〜BGM挿入〜

「肉はいいから、同情してくれっ!」

魂の叫びは店員には届かず、

ただただ、焼き鳥を見つめるしかない凌生。

焼き鳥に向かって、

「お前、独りなんだな?」と心で語り掛けると、

「お前がな」

と返答があったように思えました。

末期です。

えぇ、末期ですとも。

僕はこれを『肉との対話』と呼ぶことにします。

肉との対話は僕に充足感を与え、

意識が深層へと堕ちていきました。

「お客様、お飲み物の注文は?」


マサカノタイミングキタ━(゚Д゚;)━!!



彼のそのホスピタリティは

ザ・リッツ・カールトンも真っ青です。

そして台無しです。

「あ、日本酒ください」

そんな涙ぐましい日々を送っていますが

僕は元気でやっています。


こんな感じではありますが、

今後とも宜しくお願い致します。