Accident! 〜堕ちてゆくのもまた美学〜
2009.9.16 15:22
味付けタマゴをつくりました。

ゆでタマゴにして

タレにつけこんで

待つこと数十分。

完成したタマゴをブルジョワのように

ナイフとフォークで食す。

「今日のおタマゴは美味ザンスね、シェフ?」

みたいな。

想像するだけでよだれが出てきます。

ワクワクしながらゆでタマゴを

ビニールに入れ

その中にタレを注ぎ込み、

デスクの横に吊るしていました。

冷蔵庫で吊るした方がいいのかもしれませんが、

こう、傍で愛でるかのごとく扱う様は

変態の如し。

つけこみについては、

少なくとも1時間は必要かなと思ったので

その間、髪を切りに外出していました。

「ただいま〜」

「おかえり〜」

という心の中のやりとりを済ませ、

部屋のドアを開けると

惨劇が待っていました。

飛び散る液体。(注:タレ)

転がっているタマゴのなれの果て。

ひ、ヒ・・・ヒィィィィィィィィ!!  ヒィィィ!(゚Д゚||)

あ、あたいのタマゴちゃんが・・・

タマゴちゃんが死んでる!!

吊るしてあったはずのビニール袋も落ちている。

だ、

誰だ・・・

誰がやったんじゃいっ!!

許さん。

許さんぞぉぉぉ!!下等生物どもめ!!(フ○ーザ風)

犯人は必ず見つけてみせる。

じっちゃんの・・・

名はもいちっ!!m9( ゚д゚)ズビッ




とまぁ、考える前に

床拭き〜の。

タマゴ見つめ〜の。

床拭き〜の。

タマゴ嗅ぎ〜の。

床拭き〜の。


む。


豆球!!(←閃いた時の効果音)


タマゴはまだ生きている!(翼くん風)

汚れた、もとい汚されたのはタマゴの表面。

つまり中身はまだ処女!!

外側だけ包丁で削ればOKじゃね?

というわけで早速

術式開始。

「メス・・・」

「・・・額の汗を拭いてくれないか?」

「・・・・。」

「・・・・・・術式完了」

そこには都会色に染まる(茶色くなる)前の

白い乙女がいました。

ちょっといびつなね。


こうして、なんとか命を取り留めたタマ子は

塩をつけられ

凌生に食されたのでした。



ビニールの結びが緩かった為に落ちたなんて

そんな政治的な話、

僕にわかるわけないじゃないですか。


まったく、

このトーシロが!!


・・・・・。



il||li _| ̄|○ il||li スミマセンデシタ・・・




涙の塩加減でタマゴの味を調整しつつ、

今日も皆様の幸せを願っています。