童貞時代〜高校生編〜
2013.3.31 20:30
高校生になっても、なかなか童貞を卒業することはできなかった。

正直言うと、1年の時からまんべんなくモテた。

下駄箱に手紙が入ってたり、

なんか知らないメルアドから、『仲良くしてね!』っていうメールが来たり・・・

下校時につけられて路地裏からバっと女の子が出てきて・・・

『●●君!好きなの!チョコレート受け取って!』

って言われたこともあった。

告白されるケースとして、

『誰だこの人?名前知らないぞ』

ってパターンが多く、同時に・・・

『(この子と付き合った場合いずれはセックスするのか・・・
この子が初めて・・・?いや、初めての子は好きな人がいいなぁ。)』

とか考えてしまい・・・

女の子を振りまくって、男友達とヤンヤしてたらホモ疑惑が浮上していた。


オナニーは毎日していた。

もう、試験勉強の時なんかオナニーとFF7のレベル上げで忙しかったから、ろくに勉強できなかった。

なんだろ、試験勉強やるぞっ!ってタオルを頭に巻き、ブラックコーヒーを飲んでがんばろうとするんだけど

結局シコって寝てしまうパターンが多かった。

そんな中、英語のテストでクラスでトップを取ったのには驚いた。

女子に『どんな勉強してたの!?』って聞かれたけど

『授業だけはちゃんと聞いてるようにしてるんだ(昨夜はシコってましたが)』

と複雑な気持ちで応えた。


当時は、女の子とろくに話せなかったし目も合わせられなかった。

てか、目を合わさすに制服から透けたブラジャーの色をチェックしていた。

そんな残念な内面を持っていただけあって、

童貞を捨てるのは3年の冬になるのだった。