 ☆しゅん吉☆ |
インスピレーションによって引き起こされる喪失感 2010/8/28 2:41
書きたい事や言いたい事は沢山あるはずなのに…
でもそれらは、とても短い言葉の羅列でしか生まれてこない。 (ここで言う”言葉”とは、書きたい事や言いたい事に繋がる可能性のある、短いキーワードのようなモノだと思って欲しい。)
だから、まとまらずに一つの考えに至らないのだ。
そういう意味では、書きたい事や言いたい事は「思考の破片」状態なのだろう。
だが日常生活の中で、その破片の一つがふと浮かんでくる時がある。 大抵そういう時は瞬間的に何かが生まれ、素晴らしい考えに到達しそうな気配を漂わせる。
まるで素晴らしい科学反応が起こるように。
いわゆるインスピレーションというやつだろう。
でも、それを上手く言葉に出来ない。 語彙力が乏しいからだ。
表現したいのに… もどかしい。 そうしている間に時間は経ち、インスピレーションは消える。
浮かんだ瞬間の、何とも言えない喜びに似た感覚だけをハッキリ残して。
こうして、思考の破片は行き場を無くしまた脳の中に埋もれていく。 残るのは喪失感だけだ。
実は昨日、この状態をまた経験した。 今も思い返す度に悔しい。
埋もれてしまった思考の破片達。 いつか言葉にして表現したい。
|