 HIRO. |
SとM 2019/2/14 6:21
自分が高校時代の話、 いつもうちの家族は夕食後リビングで何かしらのテレビを見る。
その日も俺と弟、父、母で夕食を終えドラマを見ていた。
皆さんもこういう経験はあるだろうか? ドラマのキスシーン、ベッドシーンになると親との何とも言えない気まずい空気。 お互いの顔色をうかがう。 今では死語になりつつあるシーンという言葉が聞こえてきそうな、咳払いも唾をのむ音さえも許されないような凍るような空気。
多分ご経験あるだろう。
その日見ていたドラマはそういう性的なシーンはなかったのだがS(サゾ)とM(マゾ)の話がされていた。 そんなに敏感になるほどの話ではなかったが、こちらも親の顔色をうかがいながら若干の気まずさ。
その若干の気まずい空気の中で母親が口を開いた。
母 『ねーねー、SとMってさ、どっちがどっちだっけー?』
男3人衆 『・・・・!!!!???』
その重苦しい空気を一気に切り裂く母のメガトンパンチ。
男3人衆は固まって言葉が出ない。
自分の頭は混乱状態。心の中では色々な思いが駆け巡る。
「これ誰に対しての質問?」
「SとM知らねーで今まで生きてきたのかよ」
「てか。いま、ここで、このタイミングでこの質問する?!」
「息子たちの前でSとMの話ってこれは恥じらうような話じゃ…いや、こんなになんの躊躇いもなく質問できる人間がここにいる。そう思ってる自分が変なのだろうか…?」
「SMは分からないけどこの人他の用語はどこまで知っているんだろう?俺は生まれている…行為はしたことある。うん。でもSMわからない。ふむ」
3秒間の沈黙。
男3人衆、誰もこのメガトンパンチを処理しようとしない。
仕方なく自分が重い口を開く
俺 「…Sは責める方でMは守るほう。」
母 「ふぅん。あれって一回覚えてもすぐどっちがどっちかわからなくなるよね」
なんねーよ。ヒラメとカレイかよ。
俺 「Sは…SEMERUで、Mは…MAMORUで覚えやすいよ…?」
母 「あー!!!それいいねー!!!」
ご丁寧にSMの覚え方を伝授してあげる息子。 あーそれいいねと言いながら恥じらいもなく息子の伝授でSMを覚える母。
本当にあった怖い話でした。
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